
- パピヨンがトイレを覚えないのは、覚えが悪いことが原因とは限りません。
- トイレの場所を固定し、成功しやすい環境を作ることが大切です。
- 寝起き・食後・遊んだ後など、排泄しやすいタイミングで誘導します。
- 排泄前の「床のにおいを嗅ぐ」「ウロウロする」などのサインを見逃さないことがポイントです。
- トイレで成功したら、排泄直後に褒めて正しい行動を伝えます。
- 失敗しても叱らず、静かに片付けて次の成功につなげます。
- 急に粗相が増えた場合や排尿・排便に異常がある場合は、動物病院への相談を検討します。
「何度教えてもトイレを覚えない」「できるようになったと思ったら、また失敗する」と悩んでいませんか?
パピヨンのトイレトレーニングは、叱るよりも失敗しにくい環境を作り、成功した瞬間に褒めることが重要です。
この記事では、トイレを覚えない原因から、今日から実践できる5ステップ、成犬のやり直し方、受診を考えるサインまで解説します。
- パピヨンがトイレを覚えないのはなぜ?
- パピヨンのトイレを覚えやすくする5ステップ
- 「こうしたら改善できた」という声6選
- パピヨンがトイレを失敗したときはどうする?
- 「できていたのに失敗する」場合は原因を分けて考える
- 成犬のパピヨンでも
- パピヨンのトイレ失敗が多いときのチェックリスト
- パピヨンのトイレを早く安定させるために記録したい3項目
- こんな場合はトイレのしつけだけで判断しない
- パピヨンのトイレトレーニングでやってはいけないこと
- パピヨンがトイレを覚えないときの実践プラン
- パピヨンのトイレトレーニングに「何日で覚える」はない
- パピヨンがトイレを覚えないときの結論
- 参考文献・参考情報
- Q&A
- パピヨンがトイレを覚えないの要点まとめ
パピヨンがトイレを覚えないのはなぜ?

結論からいうと、「覚えが悪い」と決めつける必要はありません。
トイレの失敗には、まだトイレの場所を十分に理解していない、自由にさせる範囲が広すぎる、誘導するタイミングが合っていないなど、さまざまな原因があります。
- トイレの場所を十分に理解していない
- 行動範囲(部屋数)が広すぎてトイレに行く前に排泄する
- トイレに誘導する訓練のタイミングが合っていない
- トレーニング不足
犬の室内排泄には、トレーニング不足だけでなく、環境変化、恐怖や不安、マーキング、身体的な病気などが関係する場合もあります。
獣医学資料でも、粗相の原因を一つに決めつけず、身体的・行動的な原因を確認することが重要とされています。
まだ「トイレの場所」を理解していない

飼い主が「ここがトイレ」と思っていても、犬が同じ意味で理解しているとは限りません。
特に子犬の場合は、
「床の上で排泄してはいけない」
ではなく、
「この場所で排泄すると褒めてもらえる」
という学習を積み重ねることが大切です。

そのため、失敗した場所を叱るより、成功する機会を増やすほうがトレーニングにつながります。
東京都動物愛護相談センターも、失敗を叱るより、正しい場所で排泄できた経験を積ませて褒めることを勧めています。
自由にさせすぎている
トイレを覚える途中のパピヨンを、最初から家中自由にしてしまうと、飼い主が排泄のサインを見逃しやすくなります。
すると、
「トイレに連れて行く前に排泄する」
↓
「失敗する」
↓
「掃除する」
という流れを繰り返すことになります。
トレーニング中は、飼い主が見ていられる範囲だけ自由にすることがポイントです。
見守れない時間は、サークルなどで行動範囲を管理する方法もあります。
排泄のタイミングを逃している
犬は突然何の前触れもなく排泄するとは限りません。
床のにおいを嗅ぐ、ウロウロする、落ち着かなくなる、同じ場所を回るなどの行動が、排泄前のサインになることがあります。
愛犬独自の「トイレサイン」を見つけることが、トレーニングを早めるポイントです。
パピヨンのトイレを覚えやすくする5ステップ

トイレトレーニングは、「失敗したら叱る」のではなく「失敗する前に成功させる」ことが基本です。
次の5ステップで進めてみましょう。
STEP1:トイレの場所を固定する

まず、トイレの場所を頻繁に変更しないようにします。
トイレは、
- 人の出入りが激しすぎない
- 落ち着いて排泄できる
- 寝床と区別できる
- 飼い主が観察しやすい
場所が向いています。
最初から「家のどこでもトイレをしていい」と教えるのではなく、まずは成功しやすい1か所を覚えてもらうほうが管理しやすくなります。
また、トイレが小さすぎると、シートからはみ出してしまうことがあります。
「前足はシートに乗っているのに、お尻が外に出ている」という場合は、しつけ以前にトイレのサイズが合っているか確認してください。
STEP2:排泄しやすいタイミングでトイレへ誘導する
次に重要なのがタイミングです。
特に、
時間の目安
- 寝起き
- 食後
- 水を飲んだ後
- 遊んだ後・興奮した後
行動のサイン
- 床のにおいを嗅ぎながらウロウロする
- 同じ場所を何度も行ったり来たりする
- その場でクルクル回る
- 急に遊ぶのをやめてソワソワする
- トイレの方向へ向かう
- 床を前足で引っかく

これらのサインに気づいたら、その時点でトイレへ誘導しましょう。
一方、「しゃがむような姿勢をとる」場合は、すでに排泄動作が始まっているサインです。
ここまで進んでいると誘導が間に合わないこともあるため、日頃からその前段階のサイン(においを嗅ぐ・ウロウロするなど)で気づくことを意識してみてください。

ただし、「何分おきなら必ず排泄する」というような一律の時間を決める必要はありません。
犬によって排泄パターンは異なるため、最初は記録してみるのがおすすめです。
例えば、
| 時間 | 出来事 | 排泄 |
|---|---|---|
| 7:00 | 起床 | おしっこ |
| 7:30 | 朝食 | ― |
| 8:00 | 遊ぶ | おしっこ |
| 12:00 | 昼食 | うんち |
| 15:00 | 昼寝から起床 | おしっこ |
このように記録すると、「うちのパピヨンは、いつ排泄しやすいのか」が見えてきます。
獣医学資料でも、排泄の回数やタイミングを記録することは、トレーニングだけでなく健康状態を把握するうえでも役立つとされています。
STEP3:トイレの上で静かに待つ
トイレへ連れて行ったら、すぐに遊ばせたり、飼い主が大きな声で話しかけたりせず、落ち着いて待ちます。
家族で「トイレ」「ワンツー」などの合図を決めておく方法もあります。
東京都動物愛護相談センターも、家族で統一した掛け声を使う方法を紹介しています。
ただし、掛け声を言えば排泄するようになるわけではありません。
まずは実際に排泄しているときに同じ言葉を使い、その後に褒めるという流れを繰り返します。
STEP4:成功した瞬間に褒める
ここが非常に重要です。
トイレで排泄できたら、
「できたね!」と、その場ですぐに褒めます。
必要であれば、愛犬が喜ぶおやつや遊びなどを報酬として利用することもできます。
ポイントは時間を空けないことです。
大阪市も、犬は排泄した行動と時間が離れた褒め言葉を結びつけにくいため、成功したときはすぐに褒めるよう説明しています。
つまり、
「トイレで排泄する」
↓
すぐ褒める
↓
「ここですると良いことがある」
という経験を積み重ねます。
STEP5:成功が増えてから行動範囲を広げる
トイレの成功率が上がってきたら、少しずつ行動範囲を広げます。
ここで大切なのは、一気に家中を自由にしないことです。
例えば、
「サークル周辺で安定」
↓
「隣の部屋まで」
↓
「家の中の広い範囲へ」
というように段階的に広げます。
行動範囲を広げた途端に失敗が増えた場合は、トレーニングが後退したとは限りません。
自由にした範囲が、今の愛犬には広すぎた可能性があります。
その場合は、いったん範囲を狭めて成功率を上げましょう。
「こうしたら改善できた」という声6選
ここからは、実際に工夫を変えたことで成功率が上がったという声を紹介します。悩んでいる方の参考になるよう、具体的な工夫にしぼって集めました。
① トイレトレーの網(いたずら防止パーツ)を外してシートのみにした
生後3ヶ月のティーカッププードルを迎えた飼い主とは別の回答者から、トイレトレー(すのこ状の網)が愛犬の好みに合っていなかったのか、網を外してシートのみの状態に変えたところ、2ヶ月ほどで9割5分ほどの成功率まで改善したという体験が語られていました。
ポイント:トレーニング方法そのものより、トイレ用品の形状が合っていないだけというケースもあるようです。
② サークルを「寝る場所」と「トイレ」だけのシンプルな作りに変えた
子犬のトイレトレーニングの記録をつけていたブログでは、サークル内をシンプルな構成(寝る場所とトイレのみ)に作り直したところ、シートの上でも用が足せるようになったという経過が紹介されていました。
ポイント:サークル内に物が多いと、犬にとって「どこがトイレなのか」が分かりにくくなっている可能性があるようです。
③ サークル内のシーツの面積を少しずつ狭くしていった
獣医師が監修する解説記事では、最初はサークル内の広い範囲にシーツを敷いておき、成功を重ねながら少しずつシーツの面積を狭くしていく方法が紹介されていました。
範囲を一気に絞るのではなく、段階を踏むことがポイントとされています。
ポイント:本記事のSTEP1(トイレの場所を固定する)とも通じる考え方で、「最初から正解の1枠を当てさせる」のではなく、正解の範囲を少しずつ絞り込んでいくイメージです。
④ 自分の匂いのついたシーツを新しいトイレに入れておいた
「トイレを覚えない」という相談への回答の中に、犬自身の匂いがついたシーツをあらかじめトイレに置いておくことで、成功率が上がったという工夫が紹介されていました。
ポイント:犬は嗅覚で場所を判断する部分が大きいため、「ここは自分がすでに排泄したことのある場所」と匂いで伝える工夫のようです。
⑤ クリッカーを使ってタイミングを伝えるようにした
同じ相談への別の回答では、クリッカートレーニングを取り入れたところ、トイレのタイミングだけでなく、お座りやおかわりなども数時間程度で覚えるようになったという体験が共有されていました。
ポイント:「褒める」タイミングを音でピンポイントに伝えられるのがクリッカーの特徴です。声かけだけでは伝わりにくい犬に向いている工夫かもしれません。
⑥ サークルやクレートを「心地よい住まい」として教え直した
しつけの相談サイトでは、クレートやサークルの出入りをゲーム感覚で教える方法(出入りのたびに褒めてご褒美を与える練習)を続けたことで、リビングで自由にしていても自分からサークル内のトイレへ戻って排泄するようになったという解説がありました。
ポイント:「閉じ込められる場所」ではなく「落ち着ける自分の場所」だとサークルの印象を変えることが、行動範囲を広げた後の成功率に影響するようです。
6つの声に共通していたこと
内容はさまざまですが、共通しているのは「叱る・厳しくする」方向の工夫ではなく、「環境(トイレ用品・匂い・サークルの構成)を犬にとって分かりやすく調整する」方向の工夫だったという点です。
同じ悩みでも、しつけの方法自体を変えるのではなく、身の回りの環境を少し変えるだけで改善したというケースが複数見られました。
パピヨンがトイレを失敗したときはどうする?

失敗したときは、叱らず、騒がず、静かに片付けるのが基本です。
「ダメ!」
「どうしてここでしたの?」
「トイレはこっちでしょ!」
と叱っても、犬に「正しい場所」を教えることにはつながりにくいとされています。
東京都動物愛護相談センターは、失敗した場所で叱ると、その場所への悪いイメージや飼い主への恐怖につながり、隠れて排泄するようになる可能性を指摘しています。
AVSAB(米国獣医動物行動学会)も、ハウストレーニングでは失敗を罰するのではなく、成功した排泄をすぐに報酬する方法を推奨しています。
失敗した場所は臭いを残さない
犬は以前排泄した場所の臭いを手がかりに、同じ場所を再び排泄場所として利用することがあります。
そのため、失敗したらできるだけ早く片付け、臭いが残らないようにします。
VCAも、犬が以前汚した場所に引き寄せられることがあるため、尿や便の臭いをできるだけ取り除くことを勧めています。

「できていたのに失敗する」場合は原因を分けて考える

一度トイレを覚えたパピヨンが、突然失敗するようになった場合は注意が必要です。
単純に「しつけを忘れた」と考えず、
- 環境の変化
- ストレス・不安
- マーキング
- トイレ習慣の乱れ
- 身体的な問題
などを考えます。
引っ越し、家具の変更、家族構成の変化、留守番時間の変化などがきっかけになることもあります。
また、病気によって尿量や排尿回数が増えたり、排泄時に痛みが生じたりすることで粗相につながる場合もあります。
成犬のパピヨンでも

成犬でもトイレトレーニングをやり直すことは可能です。
ただし、すでに身についた排泄場所や習慣がある場合は、子犬より時間がかかることがあります。
基本的な方法は子犬と同じです。
- トイレの場所を固定する
- 行動範囲を一時的に狭くする
- 排泄しやすいタイミングを把握する
- 排泄前のサインを観察する
- 成功したらすぐ褒める
- 失敗は叱らず静かに掃除する
- 成功率が上がったら行動範囲を広げる
成犬だから「もう覚えられない」と考える必要はありません。
一方で、以前は問題なくできていた成犬が急に粗相するようになった場合は、再トレーニングを始める前に健康状態を確認することが大切です。
パピヨンのトイレ失敗が多いときのチェックリスト
トレーニング方法を変える前に、次の項目を確認してください。
| チェック項目 | 確認すること |
|---|---|
| トイレの場所 | 落ち着いて排泄できる場所か |
| トイレの大きさ | 体が十分に収まっているか |
| 清潔さ | 汚れたシートを嫌がっていないか |
| 行動範囲 | 最初から広すぎないか |
| 観察 | 排泄前のサインを見逃していないか |
| タイミング | 寝起き・食後・遊んだ後に誘導しているか |
| 褒め方 | 成功直後に褒めているか |
| 失敗時 | 叱ったり騒いだりしていないか |
| 臭い | 失敗場所の臭いが残っていないか |
| 体調 | 尿や便の回数・量に変化がないか |
失敗の回数だけを見るのではなく、「なぜ失敗したのか」を記録することが重要です。
パピヨンのトイレを早く安定させるために記録したい3項目
おすすめなのが、簡単なトイレ記録です。
①排泄した時間
「7時・10時・13時」のように記録します。
②排泄前の行動
「床を嗅いだ」「ウロウロした」「サークルの隅へ行った」などを書きます。
③成功・失敗
成功した場合は「成功」、失敗した場合は「リビング」など場所も記録します。
数日続けるだけでも、
- 「起床後は成功しやすい」
- 「遊んだ直後に失敗しやすい」
- 「リビングに出すと失敗が増える」
といったパターンが見つかる可能性があります。
これは「パピヨンだからこうする」という犬種だけの判断ではなく、目の前にいる愛犬の排泄パターンを基準にトレーニングできる点がメリットです。
こんな場合はトイレのしつけだけで判断しない
次のような変化がある場合は、トレーニングの問題だけとは限りません。
- 急に粗相が増えた
- おしっこの回数が明らかに増えた
- 少量のおしっこを何度もする
- 排尿時につらそうにする
- 血尿がある
- 水を飲む量が増えた
- 尿が出にくそう
- 便の回数や状態が急に変わった
- 排泄時に痛がる
- 元気や食欲にも変化がある
これらは、泌尿器や消化器などの身体的な問題が関係している可能性があります。
VCAやMerck Veterinary Manualでも、室内での排泄には尿路疾患、消化器疾患、痛み、尿量の増加、失禁など身体的な原因が関係する場合があると説明されています。
特に「尿が出ない・出にくい」「血尿」「排尿時の強い痛み」がある場合は、しつけの問題と決めつけず、早めに動物病院へ相談してください。
パピヨンのトイレトレーニングでやってはいけないこと
失敗した後に叱る

失敗したからといって、叱るのは最も避けたい対応の一つです。
犬に「トイレの場所が違う」と伝えるより、排泄そのものを人前でしないほうがいいと学習させてしまう可能性があります。
失敗した場所へ連れて行って説教する
時間が経ってから叱っても、その失敗と叱られたことを正確に結びつけられるとは限りません。
静かに片付けて、次の成功を作ることを優先しましょう。
トイレに長時間閉じ込める
「排泄するまで出さない」と長時間トイレに置くより、排泄しやすいタイミングで誘導し、成功したらすぐ褒めるほうが分かりやすい方法です。
家中を自由にする
トイレを覚える途中では、自由にできる範囲を管理することもトレーニングの一部です。
自由を増やすのは、成功率が安定してからにしましょう。
パピヨンがトイレを覚えないときの実践プラン
「何をすればいいか分からない」という場合は、まず7日間だけ次の方法を試してみてください。
1日目〜3日目
トイレの場所を固定し、行動範囲を狭めます。
寝起き・食後・遊んだ後などにトイレへ誘導し、排泄前の行動を観察します。
成功したら、すぐに褒めます。
4日目〜7日目
排泄記録を確認し、
「いつ失敗するのか」
を探します。
例えば、
「遊び始めて10分後に失敗する」
なら、その時間帯を重点的に観察します。
「リビングへ出すと失敗する」
なら、自由にする範囲をいったん狭めます。
このように、失敗を責めるのではなく、失敗が起こる条件を取り除くのがポイントです。
成功率が上がったら
トイレでの成功が安定してきたら、少しずつ行動範囲を広げます。
失敗が増えたら、再び範囲を狭めます。
この繰り返しで、
「トイレの場所を覚える」
→「失敗しない」
→「家の中でも安定してできる」
という段階を目指します。
パピヨンのトイレトレーニングに「何日で覚える」はない

トイレを覚えるまでの日数には個体差があります。
大阪市も、子犬では排泄をコントロールする身体的な成熟にも時間が必要で、遅い場合には数か月かかることがあると説明しています。
また、公開されている獣医師監修情報でも、トイレトレーニングには個体差があり、時間がかかる犬もいるとされています。
そのため、
「生後○か月なのに覚えない」
だけで異常と判断する必要はありません。
大切なのは月齢だけではなく、
- 「昨日より成功が増えているか」
- 「失敗する条件が分かってきたか」
- 「トイレへ誘導すると成功できるか」
を見ることです。
パピヨンがトイレを覚えないときの結論
パピヨンのトイレトレーニングで大切なのは、失敗を叱って減らすことではなく、成功できる状況を作って成功体験を増やすことです。
まずは、
- トイレの場所を固定する
- 行動範囲を管理する
- 排泄しやすいタイミングで誘導する
- 成功直後に褒める
- 失敗は静かに片付ける
という5つを徹底してみましょう。
そして、トイレを覚えない状態が長く続く場合でも、単純に「パピヨンはトイレが苦手」と決めつけないことが大切です。
急な粗相、頻尿、血尿、排尿時の痛みなどがある場合は、身体的な原因が隠れている可能性があります。
「しつけの問題なのか」「環境の問題なのか」「体調の問題なのか」を分けて考えることが、トイレトレーニングを成功させる近道です。
参考文献・参考情報
- 東京都動物愛護相談センター「犬のトイレトレーニング最新事情(その2:室内トイレの教え方)」
東京都動物愛護相談センターの解説 - 大阪市「犬のトイレトレーニングについて」
大阪市の犬のトイレトレーニング解説 - American Veterinary Society of Animal Behavior(AVSAB)「Housetraining Tips」
AVSABのHousetraining Tips - American Veterinary Society of Animal Behavior(AVSAB)「Position Statement on Humane Dog Training」
AVSABの犬の人道的トレーニングに関する声明 - VCA Animal Hospitals「Dog Behavior Problems: House Soiling」
VCA Animal Hospitalsの解説 - Merck Veterinary Manual「Behavior Problems of Dogs」
Merck Veterinary Manualの犬の行動問題解説
※この記事では、筆者自身のパピヨンの飼育経験や独自アンケートは確認できないため、個人の体験談を創作していません。
公開情報についても、個々の投稿を「一般的な事実」として扱わず、根拠が確認できる獣医学・公的機関の情報を優先しています。
Q&A

パピヨンが何か月経ってもトイレを覚えないのは遅いですか?
必ずしも遅いとはいえません。
トイレを覚えるまでの期間には個体差があります。月齢だけで判断せず、成功率が少しずつ上がっているかを確認しましょう。子犬の場合は身体的な成熟にも時間が必要です。
トイレを失敗したら叱ったほうがいいですか?
叱らないほうがよいとされています。
失敗を叱ると、排泄そのものを避けたり、人から隠れて排泄したりする可能性があります。失敗は静かに片付け、次の成功を褒めることを優先しましょう。
トイレでおしっこできたら、いつ褒めればいいですか?
排泄が終わった直後に褒めるのがポイントです。
時間が経ってから褒めるより、排泄と褒められたことを結びつけやすくなります。
トイレを覚えるまではケージから出さないほうがいいですか?
完全に出さない必要はありませんが、自由にする範囲は管理したほうがよいでしょう。
飼い主が見守れる範囲だけ自由にし、見守れないときは安全に管理できる場所で過ごしてもらいます。成功率が上がってから、少しずつ行動範囲を広げます。
一度覚えたパピヨンが急に粗相するのはなぜですか?
環境変化やストレスだけでなく、身体的な病気が原因になっている場合もあります。
特に頻尿、血尿、排尿時の痛み、尿が出にくい、水を飲む量が増えたなどの変化があれば、しつけの問題と決めつけず動物病院に相談してください。
トイレシートの上ではなく、少し外してしまいます。どうすればいいですか?
まず、トイレが愛犬の体に対して小さすぎないか確認してください。
「トイレには行っているのに、お尻だけ外れている」場合は、トレーニング不足ではなく、トイレのサイズや配置が合っていない可能性があります。
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パピヨンがトイレを覚えないの要点まとめ
- パピヨンのトイレ失敗には、さまざまな原因があります。
- まずはトイレの場所を固定して、分かりやすくしましょう。
- トイレが小さすぎないか、環境が落ち着いているかも確認します。
- 寝起きや食後、遊んだ後はトイレへ誘導するチャンスです。
- 床のにおいを嗅ぐ、ウロウロするなどの排泄サインを観察しましょう。
- トイレでは騒がず、落ち着いて排泄できるように待ちます。
- 成功したら、排泄直後にしっかり褒めることが大切です。
- 失敗したときは叱らず、臭いが残らないように掃除します。
- 成功が増えてから、少しずつ行動範囲を広げていきましょう。
- 成犬のパピヨンでも、トイレトレーニングをやり直せます。
- 排泄時間や排泄前の行動を記録すると、愛犬のパターンを把握できます。
- 急な粗相や排尿・排便の異常がある場合は、しつけだけで判断せず獣医師に相談しましょう。
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